働いて分かった売り専業界のリアルな実情暴露

そんな子が全く売れなかったり、たまにしか指名が入らずに、その日次の日の食費だけで終わってしまい、困っていても周りはどうする事も出来ません。売れない子はたくさん居ました。でも中には、すごく努力して社会人の平均給料よりも多く稼げるまで登りつめる子も居ましたが、そんな例はごくわずかです。結局、全く稼げない子はどうなると思いますか?僕が見てきた中で多かったのは、

他のボーイの私物やお金を盗んだり、自分でサポ掲示板(ゲイ専用の援◯掲示板)などでお店を通さずにお金を払って会ってくれる人を探したり、一番多いのは、勝手にお店から居なくなる子でした。その行く先は大体、実家に帰ったり、知り合いの家などに転がりこんだり、他の売り専のお店に移ってました。極端ですが、売れる子はどんどん売れるし、売れない子はどう頑張っても売れません。

とは言ってもですね、じゃあ逆に売れてお金をたくさん稼げる様になる事が良い事かと聞かれると、実はそうでも無いんです。ハッキリ言ってしまうと、売れる事の方が不幸の始まりでもあり、底なし沼に入ったも同然だったりします。もちろんそれは自分の目で散々、そんな子達を見ていたからこそ言える事だと思います。深い話になりますが、

なぜそうなってしまうのか?それは金銭感覚の狂いと意志の弱さが原因です。お客さんによっては旅行や高級レストランなどに連れて行って貰い、高価なプレゼントを貰う事もあります。そんな経験をしつつ、たくさんお金を稼ぎ出すと徐々に生活に変化が出てきてしまいます。もちろん変化が出る事自体は悪い事では無いし、稼いだお金を何に使おうが本人の自由ですが、問題はそこからなんです..

ありがちなのは稼ぎ続けてしばらく経ち、貯金もそこそこ貯まってきた頃には考え方や物事に対しての価値観がすっかり変わってしまい、入店した時の目的はすでに薄れてしまってるんです。ただでさえ年齢も若い上、一度吸った蜜の味はそう簡単に忘れる事は出来ません。夢や目標が有っても無くても今までの生活や環境に戻る事がすでに怖くなってる状態なんです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA